市民科学講演会

はやぶさとイトカワ微粒子

―微粒子が解き明かす宇宙の謎―

日時・場所

プログラム

  1. 「はやぶさ」プロジェクトと「はやぶさ2」
    的川泰宣(JAXA名誉教授,認定NPO法人子ども・宇宙・未来の会会長)

    7年の飛行を経て地球に帰還した小惑星探査機「はやぶさ」。それは一代で成し遂げたものではなかった。1950 年代から蓄積された日本の宇宙科学・宇宙技術の集大成だった。講演ではその足跡をたどった上で、ミッションの危機を何度も乗り越えた「はやぶさ」チームの力の原動力を振り返る。そこから、直面するこの国の未来の課題への示唆をつかみとり、さらに後継機「はやぶさ2」その他の宇宙探査への想いを披瀝したい。

  2. 「はやぶさとイトカワ微粒子 ー放射光と電子線による分析ー」
    中村智樹(東北大学大学院 理学研究科 教授)

    探査機はやぶさが地球に持ち帰ってきた小惑星イトカワの微粒子に、光や電子を当てることで微粒子に含まれている元素や結晶の種類や性質を調べた。その結果、イトカワは太陽系の始まりを記録した原始天体であり、かつては天体内部が高温で今よりも10倍以上大きかったことがわかった、その後に他の小惑星が衝突し、天体は破壊され、現在の大きさ(直径500m)の小惑星になったと考えられる。

模型・パネル展示

Hayabusa Itokawa Capsle
小惑星探査機「はやぶさ」 (MUSES-C) 小惑星「イトカワ」(25143) Itokawa 「はやぶさ」帰還カプセル

入場

主催・協賛・後援



日本物理学会第68回年次大会実行委員会